飲む日焼け止めの効果を論文で確認してみた。

ここ数年で一気に知られるようになった「飲む日焼け止め」

でも、本当に飲むだけで日焼けを防げるのか、その効果に疑問を感じたことはありませんか?

 

そこで、飲む日焼け止めの効果を本気で検証するために国立国会図書館まで行って、飲む日焼け止めについて論文を確認してきました。

 

その結果、ネットでよく紹介されている様々な”飲む日焼け止め”製品の主成分である「フェーンブロック(ヘリオケアに配合されている)」や「ニュートロックスサン(ホワイトヴェール等に配合されている)」は、飲むだけで日焼けを防ぐことができると言えるほどの効果を証明する資料や根拠はほとんど見つからなかったです。

 

ただ、飲む日焼け止めについて詳しく調査している中で、フラバンジェノールという成分があることを知り、その成分について多くの論文等も見つかってスゴイと感じたため、飲む日焼け止めについての詳しい内容と合わせてお伝えします。

 

フェーンブロックの効果についてまず調査してみた

まず、飲む日焼け止めというと、「フェーンブロック」という特許成分を使ったヘリオケアが有名で、飲む日焼け止めの元祖とも言える存在です。

 

こちらですね↓

 

そして、主成分であるフェーンブロックは、ハーバード大学のフィッツパトリック博士によって研究され、スペインのメーカー「cantabria」社が製品の開発をしたとのことです。

 

国会図書館で論文を調べてみたが出てこない

そこで、フェーンブロックには、なんらかしらの科学的な根拠があるのだろうと思い、国立国会図書館で調べてみました。

そうしたところ、「フェーンブロック」や「fernblock」、「ヘリオケア」で検索しても、驚くほど文献や論文がヒットしなかったです。

 

この点については、実際に国会図書館のホームページで検索してみると、すぐわかります。

 

国立国会図書館のホームページ

 

ちなみに、実際に国会図書館のホームページで「フェーンブロック」を検索してもコレといった情報が出ないと、この検索システム自体が怪しいのではないかと思うかもしれません。

ただ、こちらは公的機関が提供する検索システムである上、後ほど紹介する「フラバンジェノール」で検索すると、数々の論文や専門誌に掲載された内容がヒットすることから、この検索システム自体が怪しいわけではないことがわかるはずです。

 

また、国会図書館には納本制度といって、国内で発行されたすべての出版物は国立国会図書館に納入する義務があるため、論文・専門誌含めて国内で発行された出版物は原則としてすべて国会図書館にあります。

それにもかかわらず、フェーンブロックやヘリオケアの情報が専門誌や論文含めてここまでないというのは非常に疑問に感じました。

 

特許でも調べてみたが出てこない

続いて、フェーンブロックは特許成分ということなので、特許を調べてみました。

特許庁配下の独立行政法人が提供している「特許情報プラットフォーム」で検索してみたところ、「フェーンブロック」や「fernblock」で検索しても、ヒット件数はゼロでした。

 

この点についても、実際に特許情報の検索を試してみて頂くとわかります。

 

特許情報プラットフォームのホームページ

 

ちなみに、こちらについても後述の「フラバンジェノール」で検索すると11件ヒットするため、当然ですがこの特許情報の検索システム自体が正常に機能していないということはもちろんありません。

 

フェーンブロックは海外で開発された成分ですので、海外での特許は取得しているのかもしれませんが、国内で特許を取っていないのであれば、製法が模倣されたりするリスクもあると思うのですが、少なくとも国内では特許としてはないということがわかりました

 

論文調査結果まとめ、本当に効果があるのか疑問

以上のように、国立国会図書館で論文や文献・専門誌などを検索しても確かな情報は得られず、特許についても特許情報で検索してもヒットしませんでした。

そのため、フェーンブロックの効果について確認できる確かな情報がなく、正直その効果にかなり疑問を感じたというのが正直なところです。

 

もちろん、海外の論文まで当たれば、根拠となる情報が得られるのかもしれませんが、国内における研究がここまでされておらず、特許にも登録されていないというのは、やはり気になる結果でした。

 

ニュートロックスサンについても調査してみた

続いて、国内で飲む日焼け止めとして販売されている製品に多く配合されている成分「ニュートロックスサン」についても同様に調査してみました。

ニュートロックスサン配合を売りにしている飲む日焼け止めは、ざっと挙げるだけでも以下の商品があります。

 

  • ホワイトヴェール
  • インナーパラソル
  • P.O.L.C(ポルク)
  • 雪肌ドロップ
  • BLOCK100
  • サンタンブロック
  • ブランテ(BLANTE)
  • 美白花

 

かなりたくさんの商品がありますね。

 

国会図書館で調査したがやはり…

そして、フェーンブロックと同じように国会図書館で「ニュートロックスサン」について調べてみましたが、こちらも驚くほど情報が出てこなかったです。

 

ただ、ニュートロックスサンは実際の成分表記としては「シトラス果汁およびローズマリーエキス末」となるため、こちらについて調べてみたところ、「ローズマリーエキス」に関してマウス実験でシワの改善効果が見られた旨の報告を見つけることができました。

(余談ですが、ニュートロックスサンの主成分って結局「シトラス果汁・ローズマリーエキス」に過ぎないと知って少しガッカリしました)

 

しかし、見つけられた情報はこれくらいでした。

 

ニュートロックスサンを特許で調べても出てこなかった

続いて、「ニュートロックスサン」を特許で調べたのですが、こちらもフェーンブロック同様にヒット件数はゼロでした。

ただ、こちらについて「ローズマリーエキス」で検索してみると、88件の特許がヒットしました。

 

詳細を見ていくと、例えば以下のローズマリーエキスに関する特許などは、「飲む日焼け止め」に関連する内容であるとみられました。

 

  • 皮膚光老化防止用組成物 :ポーラ化成工業株式会社
  • 抗酸化機能亢進剤 :サンスター株式会社
  • 皮膚バリア機能を向上させる皮膚外用剤 :ポーラ化成工業株式会社
  • チロシナーゼ阻害剤、活性酸素抑制剤及び皮膚外用剤 :株式会社 ソーシン

 

ただ、ローズマリーエキスはわりと一般的に化粧品などに配合されているため、それほど珍しいものではないです。

そして、そこにシトラス果汁をからめて「シトラス果汁およびローズマリーエキス末(ニュートロックスサン)」としたところで、「飲む日焼け止め」としてそこまで際立った効果があるかは疑問に感じました。

 

ニュートロックサン 調査結果まとめ、ローズマリーエキスは一定の効果はあるようだが…

それでは、ニュートロックサンについて調査した結果のまとめです。

 

「ニュートロックスサン」自体に関しては根拠となる資料・特許などは見つかりませんでしたが、ニュートロックスサンの実際の成分表記である「シトラス果汁およびローズマリーエキス末」の、ローズマリーエキスの点については資料1点と複数の特許を見つけることができました。

 

ただ、ローズマリーエキス自体はそれほど珍しい化粧品成分ではない上、ローズマリー自体も食品として摂取できると言えばできるため、あえて「飲む日焼け止め」というほど際立った効果を期待するのは難しいというのが私なりに調べた結論です。

 

飲む日焼け止めについて調べている中で見つけたフラバンジェノール

以上の結果から、飲む日焼け止めについて勇んで調べてみたものの、見事に空振りに終わってガッカリしていました。

 

しかし、飲む日焼け止めについて色々と調べていく中で、実は「フラバンジェノール」という成分が注目されている点について書かれた論文・専門誌の記事を複数見つけることができたので、詳しく調べてみたところ、これがスゴイということがわかりました。

 

フラバンジェノール…すごいよコレ

実際に調べて見つけることができた資料・論文の一部はこちらになります。

 

 

国会図書館はコピーサービスがあるため、気になる論文や記事をコピーして持ち帰ってきました。

ざっと持ち帰ってきた論文や記事のタイトルを抜き出すと次の通りです。

 

  1. フラバンジェノールの多機能性
  2. フランス海岸松ポリフェノール「フラバンジェノール」の特徴と抗酸化作用
  3. フランス海岸松ポリフェノール「フラバンジェノール」の抗酸化活性
  4. フラバンジェノールの美白・美肌作用
  5. フラバンジェノールと内外美容
  6. 松樹皮抽出物(フラバンジェノール)のシミに対する臨床効果と作用機序の検討
  7. フラバンジェノールの歯周病に対する有用性
  8. 循環器系疾患に対するフランス海岸松樹皮抽出物(フラバンジェノール)の予防効果
  9. フラバンジェノールのメタボリックシンドローム対応素材としての可能性
  10. 松樹皮抽出物「フラバンジェノール」がマウスの体重および脂肪重量に与える影響

 

これらを見て頂くとわかるのですが、2~6は主に飲む日焼け止めとしての有効性に関する内容となるのですが、驚くのは血管に関わる疾患の予防(血糖・血圧・血中コレステロールの改善)であったり、歯周病予防、さらにはメタボに対する効果(体重増加抑制作用・内臓脂肪および皮下脂肪蓄積に対する抑制作用)まで認められたということで、まさしくそのフラバンジェノールの多機能性にビックリしました。

 

そして、さらにこれらの論文を読んでいくと、シミ・シワの予防・改善や、血流改善によるむくみ・肩こり・冷え症改善など女性にはうれしい効果も盛りだくさんでした。

そこで、飲む日焼け止めとしてだけでなく、冷え症など特に女性固有の悩みの改善・予防のためにも、フラバンジェノールを継続的に摂取することがオススメだと知ることができました。

 

飲む日焼け止めについてのまとめ

最後に、飲む日焼け止めについてのまとめです。

 

飲む日焼け止めというと、なんとなく効果に疑問を感じる点があるため、「この際、徹底的に調べてハッキリさせてみよう」と考え、実際に国会図書館まで足を運んで資料や論文を調べてみました。

そうしたところ、案の定、インターネット上でよく紹介されている商品の主成分である「フェーンブロック」や「ニュートロックスサン」については根拠となる資料や特許などは確認できなかったです。

 

しかし、飲む日焼け止めについて調べていたところ、フラバンジェノールという成分がスゴイということを知ることができたのは思わぬ収穫でした。

 

フラバンジェノールは、特殊なポリフェノールによって強い抗酸化作用を発揮するとともに、シミやシワをつくる作用を抑える働きで、日焼けによるダメージを防ぐことができます。

さらに、ポリフェノールによる血液サラサラ効果で、血糖・血圧・血中コレステロールの改善を期待できる上、血流改善によって女性にはうれしい肩こり・むくみ・冷え症改善の効果も期待できます。

しかも、体重増加を抑え、内臓脂肪や皮下脂肪が蓄積されるのを抑える作用があるとなると、本当に言うことなしですよね。

 

フラバンジェノールは継続して摂取していくのがなかなか難しいですが、私がチェックした限りではリブランコートという飲む日焼け止めサプリメントに配合されていることがわかったので、このようなサプリメントで継続的に摂取していくのはオススメですね。

 

→フラバンジェノール配合の飲む日焼け止めサプリ(リブランコート)の詳細公式ページ

 

「飲む日焼け止め」の抗酸化作用だけにとどまらず、強力なポリフェノールの効果でより健康的に毎日を送るためにもとても有用ですので(血流改善・抗メタボ)、上手に利用してみてください。

 

フラバンジェノールに関する論文等の詳しい内容

なお、フラバンジェノールに関する論文等の詳しい内容は、次のページに書いています。

 

例えば40mgの容量を毎日摂取することでどのような効果があったかということを具体的に書いていますので、チェックしてみてください。