30代でゴルフ会員権を購入してみて分かったメリット・デメリット

ゴルフ会員権を買って、約半年が経ちました。

そこで、このページでは、私自身30代後半でゴルフ会員権を購入してみて実際にどうだったのかという点についてお伝えします。

 

私の場合は「ひとりでゴルフに行ける回数を増やしたい!」と考えてゴルフ会員権を買い、実際にスコアアップもできたのですが(わりと90台で回れるようになりました)、そういったゴルフ会員権を購入して良かったメリットと合わせて、ゴルフ会員権の購入手続きの具体的な流れや、会員権購入のデメリットまで含めて、実際の体験を踏まえて本音でお伝えします。

 

ゴルフ会員権に興味があるという方の参考になればと思います。

 

ゴルフ会員権を買ってからの私のスコア推移

まず、私がゴルフ会員権を買ってからのホームコースでのスコア推移です。

 

 

大量に増えてきたホームコースのスコアカードを集計してみたところ、↓こんな感じのグラフになりました。

 

 

これ、改めてグラフにしてみて自分でも驚いたのですが、

着実にスコアがアップしてますね。

 

青線が各回のスコアで、オレンジ色が近似曲線です。

 

青線を見ると、グッとスコアが良くなったと思ったらまた戻してということを繰り返していますが、全体的にはなだらかにスコアが向上していることがわかります。

 

慣れもあるけど、同じコースだからこそ自分の悪いところがわかる

ちなみに、会員権を買ってホームコースに通いだしてから最初の頃は、特有の高速グリーンに苦戦して100を切れなかったのですが、徐々にコースに慣れてきたという点はあります。

 

 

ただ、慣れだけでスコアが良くなったかというとそうでもなくて、同じコースだからこそ自分の傾向が分析できるようになったという利点もあります。

 

 

直近でも103とか叩いてますが、これも自分の印象としては相当やらかして100オーバーという感じなので、以前100オーバーを連発していた時からは格段の進歩ができていると思っています。

 

 

こうやって改めて見ると、やっぱりラウンドの回数をこなすと、ちょくちょく叩きながらではありますが、ちゃんとスコアは良くなってくるもんだなということがわかりました。

 

ゴルフ会員権を購入する際に心配・不安だったこと

それでは、ここからは私がゴルフ会員権を購入した時のことについてお伝えします。

 

まずはじめに、私がゴルフ会員権を購入するにあたって、心配・不安だった点はこちらです。

 

ゴルフ会員権を購入するにあたって心配・不安だった点

  • ハンディキャップ証明がない
  • 他クラブでの在籍実績がない
  • 紹介者がいない

 

ハンディキャップ証明がない →大丈夫だった

まず、「ハンディキャップ証明がない」というものです。

ゴルフ会員権の購入に際して、HDCP証明書が求められるように書いてある場合があります。

 

そこで、ゴルフ会員権の仲介会社の人に確認したところ、こんな回答を得られました。

 

仲介会社の人
120とか130叩いたりよっぽどじゃなければ大丈夫ですよー

 

ハンディキャップ証明についてはおそらくですが、あまりにドヘタだとスロープレーになったり、同伴のメンバーに迷惑を掛けたりする恐れもあるため、求められるのかと思います。

 

ただ、うまい人だけしかメンバーになれないとなると、そもそも入会できる人が限られてしまうという結果になるため、ゴルフ場側もある程度は大目に見ている点もあるのかと思いました。

 

実際に私の時は審査プレーというのがあって、そこでマナーとかプレイについて見られましたが、審査プレーの時にハーフ59をぶっ叩いた私でもオッケーしてもらえたので、どちらかというとプレーファーストとかマナーとかの方が重要視されるのかなと思います。

 

他クラブでの在籍実績がない →大丈夫だった

あと、他クラブ在籍証明書が求められることもありますが、私の場合は他クラブでの在籍実績がなくても大丈夫でした。

 

というか、親からゴルフ会員権をもらったとかそういう人以外で、最初にゴルフ会員権を買う人はそもそも在籍実績がみんな無いわけで、そうなると永久にどこにも在籍できなくってしまいます。

ということで、こちらもよっぽど名門とかだとわからないですが、少なくとも私がゴルフ会員権を買ったところは大丈夫でした。

 

紹介者がいない →大丈夫だった

続いて、紹介者がいないという点も心配でしたが、こちらも結果から言えば大丈夫でした。

 

クラブ側で推薦保証人というのを立ててくれて、その推薦保証人の方(メンバーさん)たちとのプレーで一緒に回ってくれた方が保証人になってくれました(感謝)

 

ここでも、ミスショットしてイライラしたり、スロープレーしたりとか、よっぽどマナーやプレー、人間性に問題がなければ、ある程度は大目に見てくれるのかなと思いました。

 

心配な点に対してはゴルフ会員権仲介会社がわりと応えてくれる

こうして、無い無い尽くしだった私ですが、結果的にはメンバーとして認めてもらえることができました。

 

いずれにしても、最初にゴルフ会員権仲介会社に不安な点について尋ねたところ、↓こんな感じの返事を頂けたので、とりあえずゴルフ会員権に興味ある人は相談してみるのがいいと思います。

 

仲介会社の人
私どもの方でも何とかしますよ

 

ゴルフ会員権仲介会社は過去のゴルフ場との取引の中で培った関係性などである程度どうにかできることもあるようですし、そもそもゴルフ会員権を買いたいという人を蹴っていたら、ゴルフ会員権仲介会社もゴルフ場も今日び商売あがったりなんで、けっこう力になってくれます。

 

ということで、繰り返しになりますが、よっぽど名門でなければある程度はなんとかしてもらえたりもするので、ゴルフ会員権の購入に興味があるのであれば、まずはゴルフ会員権仲介会社に問い合わせてみるのが良いですね。

 

ちなみに、私が利用したゴルフ会員権仲介会社は、業界最大手の日本ゴルフ同友会です。終始対応もよかったので、気になる方はぜひ問い合わせてみてください。ウェブサイト上からの問い合わせが気軽です。

 

私がゴルフ会員権を購入した時の手続きの流れ

それでは続いて、私がゴルフ会員権を購入した時の手続きの流れについてです。

 

私がゴルフ会員権を購入した時の手続きの流れ(概略)

仲介会社との手続きに関する流れ

  1. ゴルフ会員権の仲介会社に問い合わせ
  2. 見積りの受取、注文書の受取・送付
  3. 入会手続きの準備(印鑑証明書・戸籍抄本・証明写真・実印の用意)
  4. 会員権の売買成立後、費用の振込(会員権価格・売買手数料・月割年会費)
  5. 入会手続き書類の送付

続いて、ゴルフ場との手続きに関する流れ

  1. 推薦保証人とのプレー日程の調整
  2. 審査プレーの日程調整
  3. 名義書き換え手続き

 

手続きの流れについては、この通りとなります。

 

ポイントとしては、仲介会社とはあくまでゴルフ会員権の売買手続きをするのみということです。

つまり、仲介会社を通してゴルフ会員権を手に入れることができたとしても、ゴルフ会員権を手に入れただけでメンバーになれるわけじゃないということです。

 

これは、ゴルフ会員権を手に入れた後、もしゴルフ場との手続きで入会が認められなかった場合、メンバーになれないということを指します。

そのため、ゴルフ場(メンバーさん達)に認めてもらって名義変更まで終えてようやくメンバーになれるということです。

 

この点については、よっぽどじゃなければ会員権だけ手に入れて入会はできないということはないとは思いますが、私が手続きをしている中で「あ、そうなんだ」と思った点だったので、一応お伝えしておきます。

 

ゴルフ会員権の購入にかかった費用

それでは、こんな感じで何だかんだ手続きしてかかった費用ですが、項目としては次の通りです。

 

ゴルフ会員権の購入にかかる手続き費用項目

  • 会員権価格
  • 売買手数料
  • 月割年会費
  • 名義書換料

 

会員権価格は、買おうとしているゴルフ会員権の相場によって大きくことなりますが、私は平日会員だったのもあってそれほど高くなかったです。数十万くらいです。

 

売買手数料は、5万円でした。

高い会員権を買うと、もっとかかる場合もあるみたいです。

この料金が仲介会社の儲けになる感じですかね。

 

月割年会費は、会員になった後の年会費を買った時期に応じて月割りした金額です。

年会費3万円で半年経った時に買った場合には、1.5万円みたいな感じになります。

 

名義書換料は、ゴルフ場の収益になる費用ですかね。

こちらも私は平日会員だったので、普通会員で100万円以上するところが半額で済んだというくらいの金額でした。

 

平日会員はおトク

こんな感じで、正直、平日会員であれば、30代の私でも買える金額でした。

 

ただ、「平日会員になっても平日にゴルフなんて中々行けないよ…」という人もいるかもしれませんが、わりと不動産関係の人なんかは水曜日休みが多いので良く見かけます。

あとは、製造業でもアマダ(厚木にある東証一部上場企業)なんかは日・月が休みなんで、そのように休みが土日じゃない会社に所属すれば、平日会員でゴルフを楽しめると思います。

 

私の場合は自分で会社をやっていて、平日を休みにしているので、平日にゴルフへ行けています。

 

法人会員にしないで、個人会員の法人所有にした

ちなみに、私は自分で会社をやっていると言いましたが、ゴルフ会員権は法人会員にするか個人会員にするか悩みました。

 

ただ、結果的には個人会員の法人所有という方法があることを知って、そのように手続きしました。

ちなみに、法人会員・個人会員・個人会員の法人所有のメリットとデメリットは次の通りです。

 

法人会員

メリット:会員権の購入費用やラウンド費用を経費にできる。また、会社内で名義変更をする場合、通常の名義変更料より安くできる。

デメリット:会社内で会員権を使いまわせるかというとそんなことはなく、結局は会社内の特定個人しか使えない。さらに社名変更や会社の売却など会社に動きがあると、その会社の動向に応じて名義変更などでお金がかかる場合がある。

 

個人会員

メリット:所有権が特定の個人に帰属するため、会社の動向などは関係ない。

デメリット:会員権の購入費用やラウンド費用を会社の経費にできない。

 

個人会員の法人所有

メリット:会員権の購入費用やラウンド費用を経費にできる。会社に何か動きがあっても、会社から個人に対して売却したり譲渡したり会社内でのやりとりをすればいいだけで余計なお金がかかったりしない。

デメリット:ゴルフ会員権が個人の所有にならないこと。会社内の他の人に名義変更をしようとした場合に、名義変更料の割引を受けられない。

 

こんな感じです。

私としては、まず経費にできたら良いなという点と、会社に何か動きがあった時にゴルフ会員権の始末にお金や手間がかかったりするのがイヤだというのがありました。

また、このゴルフ会員権の名義変更を自社内でするということもないことから、あえて法人会員にするメリットもないため、個人会員の法人所有という方法をとることにしました。

 

一応、自社内での処理としては、ゴルフ会員権購入にかかる手続きの費用は全て会社のお金で資産計上する形にしました。

そして、ラウンド費用も状況に応じてではありますが、経費にするなどしています。

 

ゴルフ会員権を購入して感じたメリット・デメリット

それでは最後に、私がゴルフ会員権を購入して感じたメリット・デメリットをまとめておきます。

 

ゴルフ会員権を購入したことのメリット:メンバータイムの利用でひとりでゴルフに行ける、ラウンド回数を増やせる

まずメリットは、冒頭にもお伝えしましたが、やはりラウンド回数を増やせるという点ですね。

そして、ラウンド回数を増やすことができると着実にスコアアップできるということで、やはりうまくなるためにはある程度は継続的に数をこなす必要があるのかなと感じました。

 

なお、私がラウンドする場合は、主にメンバータイムを利用しています。

 

メンバータイムとは、メンバー用の枠というイメージで、基本的にその日の朝にゴルフ場へ電話すると、入れる時間にマッチングしてもらえるというものです。

大体、2サムや3サムのメンバーさんのところに入れてもらう形となります。

 

このメンバータイムを利用してひとりでもラウンドに行けるというのは本当にいいですね。

 

デメリット:コミュニケーション苦手な人は気になるかも、あとお金は意外と安くはない

ただ、私のようにメンバータイムを利用してひとりでもバンバンとマッチングしてもらって、ヘタでも初対面の人と気にせず回れるような人間はいいですが、「初対面の人といきなりラウンドするのは緊張する…」とか、「ドヘタなのに組に入れてもらうのは申し訳ない…」など気にする人はメンバータイムの利点をあまり活用できないかもしれません。

 

また、デメリットをもうひとつ挙げると、ゴルフ会員権を買ってもラウンド費用が思ったより安くはないという点もあります。(私の場合)

 

この点については、私がメンバーになったゴルフ場固有の話かもしれませんが、ビジターの基本的な価格が17000円くらいして、そこからキャディが付いて大体2万オーバーになるのが、メンバーだと大体ランチ・キャディ費込み込みで12000円くらいですかね。

普段、格安のコースを7000円とかで回っている人からすると、「ゴルフ会員権を持っていてもそれなりの金額するんだなぁ…」と思うかもしれません。

 

ただ、私の場合は、月に2~3回ラウンドする感じのペースなので、練習場に行く分の出費も含めて月に5万円くらいをゴルフに関する支出と決めているため、そのように月の費用として最初に割り切ってしまえば1回ごとのお金はあまり気にならないです。

 

まとめ:メンバーライフはやっぱり楽しい、ゴルフをエンジョイすることの真髄を味わえる

こんな感じでメリット・デメリットはありますが、最後にまとめとしてお伝えしたい点は、メンバーライフは優雅で楽しいということです。

これは本当にメンバーになってはじめて実感した点となります。

 

ビジター主体で運営しているゴルフ場でメンバーになった場合はわかりませんが、私のホームコースはメンバー主体の運営となるため、基本的に気の良いオジサンばかりですので、何回か一緒になれば可愛がってもらえたりもします。

また、メンバー主体で運営されていると、コースはいつも綺麗に整備されている上、基本的に進行も速いです。

 

こう考えると、当たり前のようではあるのですが、「ゴルフを楽しんで、ゴルフを上達したい」と願うのであれば、ゴルフ会員権を買ってメンバーになるのが一番の方法だと実感します。

 

私自身、メンバーになる前と後ではゴルフの楽しみがグッと上がったことは間違いないため、より良いゴルフライフを楽しみたいという方には間違いなくゴルフ会員権を買うことをオススメします。

 

このページでは、私が利用したゴルフ会員権仲介会社(日本ゴルフ同友会)以外、ゴルフ場名などあえて詳細な内容については書かないようにしました。その理由として、私のホームコースであるゴルフ場やメンバーさんたちに迷惑が掛かってはいけないと思ったからです。それでもわかる人にはわかるかもしれませんが、一応その点ご了承ください。