ゴルフって、一生懸命に練習場へ通っても全然うまくならないですよね。
やっぱり「頻繁にコースへ出てラウンドする機会を増やさないとうまくならないのかも?」と思ったので、スコア100台の初級者レベルながら毎週ラウンドしてみました。
その結果、確実にゴルフがうまくなっていると実感することができたので、そのあたりのことをスコアの分析も交えてお伝えしていきます。
ゴルフ毎週ラウンドしてみた結果
それでは初めに、毎週ラウンドしてみた結果のスコアをお伝えします。
1週目(REG) | 2週目(REG) | 3週目(BACK) | |
---|---|---|---|
合計スコア | 112(42) | 106(43) | 102(39) |
左から順に週を重ねていますが、112→106→102と着実にスコアアップしています。
しかも3週目はバックティーにも関わらずスコアアップできました。
各ホールの詳細スコア
続いて、各ホールの詳細スコアです。
×はダボ以上、△はボギー、○はパー、◎はバーディです。
ダボ以上は赤で色付けしてみました。
ホール | 1週目 | 2週目 | 3週目 |
---|---|---|---|
1(PAR4) | 8(4)× | 7(2)× | 7(3)× |
2(ショート) | 5(2)× | 3(2)○ | 2(1)◎ |
3(PAR4) | 6(2)× | 7(3)× | 10(2)× |
4(PAR4) | 7(3)× | 7(2)× | 6(2)× |
5(PAR4) | 7(4)× | 5(2)△ | 5(2)△ |
6(ショート) | 2(1)◎ | 4(2)△ | 5(2)× |
7(ロング) | 8(2)× | 6(2)△ | 5(2)○ |
8(PAR4) | 6(2)× | 6(3)× | 7(2)× |
9(ロング) | 6(3)△ | 7(2)× | 7(3)× |
前半合計 | 55(23) | 52(20) | 54(19) |
ホール | 1週目 | 2週目 | 3週目 |
---|---|---|---|
10(PAR4) | 7(2)× | 5(2)△ | 5(2)△ |
11(PAR4) | 6(2)× | 7(4)× | 7(3)× |
12(PAR4) | 5(2)△ | 7(3)× | 4(1)○ |
13(ロング) | 11(2)× | 8(2)× | 6(2)△ |
14(ショート) | 3(1)○ | 4(3)△ | 5(2)× |
15(PAR4) | 8(3)× | 5(2)△ | 5(2)△ |
16(ショート) | 3(2)○ | 4(2)△ | 4(2)△ |
17(PAR4) | 6(2)× | 7(3)× | 8(4)× |
18(ロング) | 8(3)× | 7(2)× | 6(2)△ |
後半合計 | 57(19) | 54(23) | 48(20) |
こうして並べてみると、毎回赤マークで見事にカモにされているホールがわかりますね…
私の場合ですと、1・3・4・8・11・17ホールです。
そのホールを確認してみると、距離の長いPAR4と、コース難易度が高いホール、あとグリーンが難しいホールで見事にやられていることがわかりました。
ショートホールは得意、ロングホールは徐々に克服
一方、ショートホールは割とパーやバーディも取れていて、得意に見えます。
また、ロングホールは最初苦手にしていましたが、徐々に克服してきているのが数字で確認できます。
各種指標の変化
続いて、様々な指標の変化を見てみます。
フェアウェイキープ率の変化
まずフェアウェイキープ率です。
ホール | 1週目 | 2週目 | 3週目 |
---|---|---|---|
合計 | 50% (7/14) | 64.28% (9/14) | 21.42% (3/14) |
こちらの数字で1週目・2週目はドライバーを完全に封印して、3ウッドだけでティーショットしています。
以下の関連記事にある通りです。
正直、フェアウェイキープ率だけを見ると、1週目・2週目の数字は悪くないです。
一方、3週目のフェアウェイキープ率が相当悪化していますが、ちょっと打てる気がして数ホールをドライバーで打ってみたら見事にOBをかましたりしたのと、バックティーであったこと、あとはこの日がヒッカケ気味であったのが原因としてあります。
いずれにしても、フェアウェイキープ率が3週目は激烈に悪化しているのにスコアは良くなっているということで、個人的にはもうティーショットの結果はスコアとの関連が低いと確信しています。
そういえば、つい先日のゴルフ侍でアマがシニアプロに勝ってたんだけど、その人が過去にスコアやらなんやらをスプレッドシートに入れて散々分析した挙げ句、出てきた結論は「ティーショットの良し悪しはスコアへの影響がそれほど大きくない」ということだった。
自分もこの前のラウンドで実感した。
— エース@ゴルフ (@ace_golf_) 2018年9月18日
パーオン率・ボギーオン率の変化
続いて、パーオン率・ボギーオン率の変化です。
ホール | 1週目 | 2週目 | 3週目 |
---|---|---|---|
パーオン率 | 16.66% (3/18) | 11.11% (2/18) | 11.11% (2/18) |
ボギーオン率 | 16.66% (3/18) | 44.44% (8/18) | 44.44% (8/18) |
この数字が良いか悪いかについては、「GDOが会員のビッグデータを解析した結果」が次のサイトで掲載されていたので、数字を引用します。
【スコア別】パーオン率・ボギーオン率の目安(from GDO)
100以上 | 90台 | 80台 | 80切り | |
---|---|---|---|---|
パーオン率 | 9.5% | 21.5% | 34.3% | 50.2% |
ボギーオン率 | 27.2% | 41.4% | 45.4% | 40.5% |
この目安となる数字と私の数字を見比べてみると、さすがに112を叩いた1週目はボギーオン率が低すぎて話にならない感じですね。
ツイッターでも2打目がフェアウェイからでもチョロ・ダフリ・OBでひどかったと書いています。
スコアがモリモリ悪化していく😭
今日とか112😭FWキープ率は50%
パー3の4ホールで、バーディ1つ、パー2つあったのにこのザマ
もうティーショット以外あかんわ…
2打目はFWからでもチョロ、ダフリ、OB
さらにアプローチは寄らず、そこから3パット4パットでトータル42パット
我ながらすごいわ…
— エース@ゴルフ (@ace_golf_) 2018年10月3日
そして、2週目・3週目の数字は、パーオンをあと2回できればパーオン率・ボギーオン率ともに90台の数字をクリアできる状況です。
ただ、現状パーオンできているホールがショートホールばかりなので、パー4とロングでパーオンできるように2打目以降のショットの距離の正確性と精度を高める必要があるというのは大きな課題ですね。
問題点とスコアアップのカギとなった点
それでは、ここまでを総括した上で、ラウンドを通してあぶりだされた問題点と、スコアアップのカギとなった点についてお伝えします。
- パター
- アプローチ
- 2打目のダフリ・チョロとラフ
問題点① パター
まず、パッとわかる問題点はパターです。
1週目(REG) | 2週目(REG) | 3週目(BACK) | |
---|---|---|---|
合計スコア | 112(42) | 106(43) | 102(39) |
42→43→39とか、1ラウンドのパターの数字としては相当ひどいです。
これには、勝手に先生と呼んでいる@たぬきゴルフさんからも、ご指導頂くレベル。
1個ずつ原因を潰しましょ~
次のラウンドは、
・ダフリ、チョロをなくすラウンドか・アプローチで(寄らなくても)良い当たりを2回するラウンドか
・34~38パット目指して、タッチ合わせに集中するかショートパットミスを3回までにする
など、原因がそれだけわかってれば大丈夫です!
— たぬきゴルフ (@tanuki_golf) 2018年10月3日
そして、パターについては原因が分かって、対策もできるようになりました。
パターがひどい原因
- ラウンド前の練習がゼロ
- ホームコースのグリーンが難しい
- パターのアドレス悪すぎ
1点目のラウンド前のパター練習がゼロという点は、「アホかっ!」と怒鳴られそうです。
ただ、実は理由があるんです…(泣)
パターがひどいことへの対策と成果
ラウンド前のパター練習がゼロな点への対策
ラウンド前のパター練習がゼロの理由ですが、私のホームコースではメンバータイムという仕組みがあって、早朝出掛ける前に連絡して到着時間を伝えておくと、マスター室でスタート時間を調整して到着後にスタート時間を教えてくれるというものです。
ただ、このメンバータイムのデメリットとして、到着してからスタートまであまり時間がなかったり、前の組が早く行くとスタート時間より前に呼び出されて早くスタートさせられるということがあります。
そのため、1週目・2週目はドライビングレンジで練習ボールを打っている時に呼び出されてしまい、結局パター練習なしで本番という流れだったので、3週目は先にパターの確認からはじめるようにしました。
ホームコースのグリーンが難しいことへの対策
続いて、ホームコースのグリーンが難しいことへの対策です。
この点は、以前は「このコースは3パット4パット平気でするなぁ」と思っていたくらいだったのですが、実はホームコースのグリーンが難しいということを最近知りました。
その理由として、ワングリーンであることと、グリーンスピードが11くらいであることがあります。
ワングリーンは段差があったり超ロングパットが求められることがある
ワングリーンって言われても、私を含めゴルフ初級者にとっては「あ、そうなの?」くらいにしか感じないと思うのですが、ホールによってはかなりの距離のロングパットを求められるような大きいグリーンがあったり、2段グリーンや3段グリーンもあって大変だよという意味を最近知りました。
そのため、ロングパットが寄らないことや、段差にやられることがあると平気で3パット4パットします。
グリーンスピードがツアーレベル
また、ホームコースは大体グリーンスピードが11くらいあったりするのですが、これも言われてもよくわからなかったので、うすうす「速いなぁ」と思うくらいだったのですが、ちょっとどころじゃなくツアーレベルに速いということを最近知りました。
グリーンスピードの目安として大体、一般的なゴルフ場だと8~9くらいらしく、ツアーレベルだと11~13らしいです。
どうりで、ちょっと間違えるだけでツーって伸びていって想像以上にオーバーしてしまうことや、ひどいときにはカツーンと当たりが入って打った時よりも離れてしまうということもありました。
ただ、こういったグリーンの事情も最近ようやく理解することができたので、今はこの状況を踏まえて対策していくようにしています。
パターのアドレス悪すぎ
あと、パターのアドレスが悪すぎた点についても問題としてありました。
パターって人それぞれなんで、あまり人のことを言うケースは少ないと思います。
ただ、私の場合はキャディのおばちゃんもさすがに見かねるレベルで、キャディのおばちゃんから「こう構えろ!」と指導を頂いたり、同伴者からも「思いっきりフェースがかぶっているよ」と教えてもらったりするレベルでしたw
そして、3週目の最後あたりにそれらのアドバイスを試したら劇的にパターが良くなったので、言われたことを踏まえて練習していくことで今後少しずつ改善が見込めると考えています。
問題点② アプローチ
続いて、問題点の2つ目のアプローチです。
これは2週目の時に、同伴者からも「ヘタクソですねー(笑」とモロ言われるレベルでしたw
一方、アプは初対面のオジサンに「エースさんのアプローチはヘタクソって感じですねー(笑」と言われるレベル。
こちらも振れてないで手で合わせてるらしい。これも後半意識したら良くなった。
結局、本人そんなつもりなくても自信なさが染み付いて振れてないからラフにも負けるし、手打ちになる。
— エース@ゴルフ (@ace_golf_) 2018年10月10日
ただ、2週目の段階でこのアドバイス(?)を元に、しっかりフォローまで振っていくようにしたら明らかにアプローチが改善しました。
アプローチがひどいことへの対策と成果
そして、2週目にアプローチが改善した成果を踏まえて、翌週にも同じようにしっかりフォローまで振っていくようにしたら、今度はその日初対面の別の同伴者からこのお言葉。
これにはさすがに私も苦笑いw
実際、アプローチがうまくいっても1~2mのパットを引っかけて外しまくったので、なかなか寄せワンとまではいかなかったですが、パターの数字を多少減らすことができたのはアプローチのおかげもあったかと思っています。
問題点③ 2打目のダフリ・チョロとラフ
そして、最後の問題点とスコアアップのカギとなった点として、2打目のダフリ・チョロがほとんどなくなったのと、ラフを打てるようになった点があるのですが、結局はこの記事↓にまとめた点に帰結した上で、さらに進化した感じです。
ただ、このスイングに関する点は書き出すと長くなるのと、ある程度まとめて書くためにはまだ研究が必要ですので、改めて別記事にまとめたいと思います。
毎週ラウンドしてみた結果のまとめ
それでは、最後にまとめです。
ゴルフを毎週ラウンドしてみて思ったのは、やはりコースで身についたことは血肉になるということ、そしてコースで出来たことは自信になるということです。
これが練習場でアレコレやってみても、昨日できたことが今日はうまくいかないということが多いのですが、やはりコースで積み重ねたものは違うと感じました。
また、同伴者と昼ご飯を食べている時に、「いくら練習場に通ってもうまくならないんですよねー」と話していたら、こう言われました。
これを聞いて、本当にそうだなーと思いました。
やはり、コースに出てナンボだなと。
私の場合はゴルフ会員権を持っているのでホームコースを回れるのですが、ゴルフ会員権を持ってない人でも最近では、【楽天GORAの一人予約】や、【GDOの一人予約】もあったりするので、こういったものも積極的に活用してみるのもひとつの方法かと思います。
このページで紹介したGDOのスコア分析でも頻度で明らかに上達度合が違ったり、ツイッターの@アクアゴルフさんもこちらの記事で毎週ラウンドに通ってみるみるスコアアップしたことを報告されているので、引き続きラウンドの頻度を増やして頑張っていきたいと思います!
それでは、一緒にゴルフがんばりましょー!(^^)