このページでは、おしりにできた腫れ物の治療のために、粉瘤治療で評判の「渋谷駅前おおしま皮膚科」に行って、即日手術をしてもらった体験談をお伝えします。
おしりのほっぺ(臀部)にポッコリとできた出来物で、歩くのも、座るのも辛い状態から、いくつもの病院を経て「渋谷駅前おおしま皮膚科」にたどり着いたのですが、すぐに手術してもらえたことで、スッキリ問題を解消することができました。
ネットで調べても、炎症を起こしている状態の粉瘤(炎症性粉瘤)はすぐに手術してもらえないことが多いようで、実際に私も他の病院では薬を出されて様子見となったのですが(その間もすごく痛い!)、「渋谷駅前おおしま皮膚科」の大島 昇 先生は粉瘤治療の専門家で、かなり痛い状態にある炎症性粉瘤も即日手術してくれたので、今まさに粉瘤が痛くて苦しんでいる人は大島先生の元へ駆け込んでみることをオススメします。
画像は渋谷駅前おおしま皮膚科の公式サイトから引用
粉瘤治療で、渋谷駅前おおしま皮膚科に辿り着いた経緯
それではまずはじめに、私の粉瘤がとても痛くなった経緯と、そこから粉瘤治療のためにいかにして「渋谷駅前おおしま皮膚科」へ辿り着いたかという経緯をお伝えします。
私の粉瘤が腫れてとても痛くなった経緯、粉瘤とは
元々、おしりにシコリはあったが無害だった
まず、私の粉瘤がとても痛くなった経緯ですが、元々、私はおしりのほっぺ(左臀部)にシコリがあることは認識していました。
ただ、特に痛くなったりすることもなく、生活に影響もないため、気にせず放置していました。
おそらく肺炎をキッカケとして、元々あったシコリが腫れて炎症性粉瘤に
それが、ある日キツイ肺炎を患ったことをおそらくキッカケとして、元々あったおしりのシコリが大きく腫れてかなり痛むようになりました。
これは、肺炎で体力が奪われ、体の抵抗力が下がっているところに、今まで無害だった粉瘤に細菌が入りこんで、激しい炎症を起こしたものと考えています。
抗生物質や抗炎症剤などの薬は炎症性粉瘤の予防には役立たなかった模様
ちなみに、粉瘤が腫れるようになる前から、肺炎の治療で抗生物質や抗炎症剤などの薬を飲んでいたのですが、結局、粉瘤(おしりのしこり)は大きく腫れて炎症性粉瘤になったので、炎症性粉瘤の予防にはそれら抗生物質や抗炎症剤などの薬は役立たなかったようです。
炎症性粉瘤の症状
そして、私の炎症性粉瘤の症状は次のようなものでした。
患部は触るとボコっと硬く、腫れている部分に触れるだけで悶絶級の痛さです。
また、腫れている部分が何かに触れると痛いので、座ったり寝たりの体勢も満足にとれず、寝ていても痛みで起きるくらいの痛みでした。
さらに、歩いてもズキズキ痛い上に、走ったりなんかしたら痛みでヒィヒィ言うくらいでした。
炎症性粉瘤で病院を転々とし、色々と粉瘤治療のクリニックを調べた
そんな炎症性粉瘤の症状で、仕事や毎日の生活にも支障が出る状況でしたので、病院に行ったのですが、結局、近所の病院→総合病院と行っても治療はしてもらえなかったため症状は改善できず、最終的には自分で色々と調べた結果、「渋谷駅前おおしま皮膚科」に行くことにしました。
その経緯は次の通りです。
近所の町医者では炎症性粉瘤の治療はできず、総合病院を紹介されたのみ
まず、はじめに行ったのは、外科・内科のある近所の町医者です。
外科があるので、粉瘤の治療もしてくれるかもしれないと思ったのですが、チラっと患部(おしりの出来物)を見ただけ、次のように言われただけでした。
診察料も何も費用が掛からなかった点は幸いでしたが、正直、近所の町医者に行ったのは完全に時間の無駄でした。
総合病院に行ったが、治療はされず薬を渡されて様子見となったのみ
続いて、近所の町医者に行ったその足で、すぐに紹介された総合病院に行ったのですが、結局こちらの総合病院でも治療はしてもらえませんでした。
この時に総合病院(皮膚科)の先生に言われたのは次の通りです。
このように言われて、結局その日は処方箋薬局に寄って薬をもらって帰ったのですが、抗生物質・痛み止めの薬を飲むと多少痛みは和らぐものの、粉瘤が痛い点は変わらないため、数日間(仕事の都合で次に病院行けるまでの期間)はとにかく辛かったです。
また、総合病院の先生は、おそらく一般的な通院による粉瘤治療法を検討しているようでしたが、私はネットで調べて知っていた「くり抜き法」という即日手術を希望していたので、「くり抜き法」ができる粉瘤治療の専門クリニックを探すことにしました。
「くり抜き法」ができる粉瘤治療の専門クリニックの選び方
ここで、私が行った「くり抜き法」ができる粉瘤治療の専門クリニックの選び方をお伝えします。
まず、粉瘤治療でネット検索すると、東京都心部で主だったクリニックとして次の3つがあることがわかりました。
- アイシークリニック新宿院
- はなふさ皮膚科
- 渋谷駅前おおしま皮膚科
これらを踏まえて、最終的には「渋谷駅前おおしま皮膚科」に決めたのですが、その根拠は次の通りです。
「渋谷駅前おおしま皮膚科」に決めた理由
- ホームページ上で粉瘤について詳しく書かれており、クリニックとして粉瘤治療を専門的に取り扱っていることがわかった
- 院長自ら手術を担当し、さらに院長の顔がしっかり見えて、信頼できそうに感じた
- 院長が数多くの論文を第一著者として書き上げており、皮膚科・形成外科医としてよく研究している点がうかがえた(意外と最新治療を研究していない医師は多い)
- 過去に所属していた大病院や現在の医院で多数の粉瘤治療の経験をしているようで、院長自ら粉瘤治療の豊富な実績を擁していることがわかった(過去に所属していた病院では粉瘤に関する専門論文を書いている医師を上司としている)
- 場所が渋谷ということで、横浜方面(管理人の在住地)からアクセスしやすかった
ちなみに、参考までに他のクリニックはどのように判断したのかお伝えしておきます。
粉瘤治療で検索すると、アイシークリニック・はなふさ皮膚科というクリニックも、積極的に粉瘤治療を行っていることがわかりました。
ただ、アイシークリニックは次の理由で見送りました。
アイシークリニック新宿院を見送った理由
- チーム医療ということだったが、誰が手術を直接担当するのか顔が見えなかったため、手術を直接担当する医師の実績などがわからなかった
- アイシークリニックの拠点がある新宿が個人的に微妙にアクセスしづらかった(管理人の在住地の関係で渋谷と比べて相対的に)
続いて、はなふさ皮膚科を見送った理由は次の通りです。
はなふさ皮膚科を見送った理由
- 花房院長は皮膚科の名医として紹介されているが、花房院長が手術を直接担当してくれるかわからなかった
- はなふさ皮膚科の公式サイト上では、「腫れていても炎症を起こしていても治療可能」として、炎症性粉瘤に対しても「くり抜き法」をする旨の記載があるが、Q&Aでは「くり抜き法」ではない進め方について書かれていたことから、「くり抜き法」をしない可能性もあるのかと思ったため見送った
- 拠点が三鷹・新座・国分寺・久我山にあるということだが、いずれも横浜方面からアクセスがしにくかった
以上の点から、はなふさ皮膚科とアイシークリニックは見送って、「渋谷駅前おおしま皮膚科」に決めました。
ちなみに、はなふさ皮膚科の公式サイトを見ると「渋谷駅前おおしま皮膚科」のバナーが設置されているのが確認でき、「渋谷駅前おおしま皮膚科」の公式サイトを見ても「はなふさ皮膚科」のバナーが設置されているの確認できるため、相互に提携しているのかもしれません。
3つのクリニックの粉瘤手術に関するページを見れば、粉瘤手術についてはほとんど理解できる
なお、粉瘤の手術については、ここで紹介した3つのクリニックのサイトを確認すれば十分理解できるはずです。
そのため、どこで実際に手術を受けるかは別として、各クリニックの粉瘤手術のページを一度チェックしてみることをオススメします。
(リンク先には手術中の写真が掲載されてあるため、グロいと感じる人がいるかもしれませんので、その点はご注意ください)
渋谷駅前おおしま皮膚科での、粉瘤手術の実際の体験談
それでは、ここからは実際に「渋谷駅前おおしま皮膚科」に行って、粉瘤手術をした体験談をお伝えします。
一応、大枠の流れをはじめにお伝えしておくと、完治するまでは合計3回行きました。
粉瘤が治るまでに通院した流れ
- 初回: 診断、即手術
- 2回目(初回の翌日): 術後の経過確認
- 3回目(初回から12日後): 抜糸
そして、掛かった費用は初回が17800円で、2回目・3回目は数百円でした。
この流れを踏まえて、各会の詳細をお伝えします。
粉瘤治療:初回の様子(診断・即日手術)
まず、「渋谷駅前おおしま皮膚科」にはじめて訪問した時の様子です。
渋谷駅前おおしま皮膚科の場所
場所は、渋谷駅からセルリアンタワーに行く途中にあります。
赤枠に囲ったドコモのお店の上が、「渋谷駅前おおしま皮膚科」です。
奥に「GMO」と書かれたビルがセルリアンタワーです。
下の国道は246ですね。
渋谷で有名な大歩道橋の上から撮影した写真となります。
ちなみに、逆側を向くと、このような感じです。
渋谷のモヤイ像がある方から、この大歩道橋を渡って来るイメージです。
渋谷駅前おおしま皮膚科の院内
続いて、ビルの3階にエレベーターで上がると、すぐに「渋谷駅前おおしま皮膚科」となりますが、平日の昼間にも関わらずかなり混雑していました。
その混雑の理由を推察すると、「渋谷駅前おおしま皮膚科」は粉瘤治療だけでなく、普通の皮膚科として美容診療(シミのレーザー治療など)もしているということで、美容目的と思われる女性がたくさん見られました。
また、「渋谷駅前おおしま皮膚科」は小児皮膚科もあるので、小さい子供を連れたママさんも結構いました。
渋谷駅前おおしま皮膚科で粉瘤治療の受付
そして、混雑している院内を通り抜けて、さっそく受付ですが、「渋谷駅前おおしま皮膚科」の場合、初回は予約ができないため、受付してから診療まではかなりの待ちとなりました。
実際、その日は11:40に着いて受付をしてから、診察が13:00でしたので、受付してから診察までの待ち時間は1時間20分かかりました。
これは、粉瘤の場合は院長の大島先生に診てもらう必要があるため、その分、待ち時間も長かったのですが、実際オシリに炎症性粉瘤を抱える身としては、結構こたえました。
炎症性粉瘤の診断
そして、ようやく長い待ち時間を経て、診断の時間がきました。
↓ こちらの画像、見たままの先生が出てきました。
そして、私のオシリにできた粉瘤を見て一言…
診断はやっ!!
こうして大島院長の診断は終わり、続いて看護師さんによる手術の説明となりました。
看護師さんによる粉瘤手術の説明
看護師さんによる粉瘤手術の説明は、次の用紙を使って進められました。
手術の流れやリスク、そして今後の通院の流れや、アフターケアの方法までしっかり説明してくれました。
そして、採血の検査をした後、手術同意書にサインをすると、続いて手術に臨む流れとなりました。
炎症性粉瘤の手術の実際(オシリの腫れ物・出来物を除去)
看護師さんに手術室へ案内され、患部のオシリを出した状態で待っていると、しばらくして院長が来て手術となりました。
ここで、あらかじめ診断の時に先生から「最初の30秒だけ痛いんで我慢してくださいねー」と言われていたのですが、改めて「麻酔の注射が痛いんで我慢してくださいねー」と言われました。
麻酔注射がものすごく痛い
そして、手術がはじまると、案の定、麻酔の注射がものすごく痛い!
イメージとしては、こんな感じです。
(注射を打つ)
ヂグン!ズキズキ!
(注射を打つ)
ヂグン!ズキズキ!
おそらく、患部の周囲に麻酔を打っていっているようで、10発までは打たなかったと思いますが、複数回打っていくにつれて、痛みでこちらの呼吸が乱れるレベルに痛かったです。
膿を押し出す作業がまた痛い
そして、ある程度、麻酔の注射が終わると、専用の器具で患部に穴を開けて、膿を押し出す作業をされるのですが、これが麻酔効いているにも関わらずそこそこ痛い!
患部に穴を開けたのは、いつやったのかわからないくらいだったのですが、この膿を押し出す作業は2回ぐらいされましたが、痛かったです。
グイー!(痛い!)
グイー!
こんな感じです。
特に1回目の膿を押し出す作業が結構痛かったです。
そして、先生が患部から取り出した膿を見せてくれたのですが、かなり大量でした。
ただ、臭いはそれほど感じませんでした。
麻酔・膿の押し出しが終われば、もう楽
なお、ここまで来れば、もう痛いことはありません。
穴を開けた患部を縫ってもらった時も、何も感じなかったですし、このあたりは先生と世間話をしていたくらいです。
続いて、手術が一通り終わると、看護師さんが術後の処置をしてくれて、終了でした。
手術自体は、10分も掛からなったくらいだったと思います。
粉瘤治療の支払い
そして、手術が終わってしまえば、支払をして、次回の予約をしてクリニックを出ました。
支払料金は17800円でした。
ここまで、掛かった時間としては2時間45分でした。
(11:40に着いて、出たのが14:25)
粉瘤手術後、積極的に座って圧迫するのが良い
ちなみに、粉瘤手術後は、穴を開けて大量の膿を除去した部分が空洞となり、そこに血が溜まってしまうと良くないため、「術後は座るなりして積極的に患部を圧迫した方が良い」と言われました。
粉瘤手術後:2回目(術後経過確認)と3回目(抜糸)の通院の様子
2回目(術後経過確認)の様子
粉瘤手術をした日は、結局、そのまま帰宅してシャワーも浴びれずに寝るだけとなりますが、翌日に術後の経過観察のために改めて「渋谷駅前おおしま皮膚科」まで行きました。
この2回目の通院は、初回の清算時に次回の予約をしていたので、ほとんど待ち時間なしでした。
そして、診察時間はほとんど数秒で終わりました。
大島先生が、さっと患部を見て、
と言われて、看護師さんが術後の患部にバラマイシン軟膏を塗って、ガーゼをあててくれて終了でした。
ちなみに、料金は500円でした。
3回目(抜糸)の様子
3回目の通院は、抜糸のためで、手術から12日後でした。
この間は、ずっとシャワーしか浴びることができなかったので、それが少し切なかったくらいで、痛みなどはほとんどなかったのでその点は楽でした。
この3回目の通院も予約がしてあったので、受付からすぐでした。
そして、治療室に通されると、看護師さんが採血検査の結果と、病理組織検査の結果を見せてくれました。
病理組織検査は、取り除いた粉瘤を専門の機関で検査してもらったもので、炎症性アテローム(粉瘤)と診断されるという内容でした。
ほぼほぼ間違いなく粉瘤ではあるのですが、変な悪性のものである可能性もないとは言えないので、キッチリ病理診断までしてくれると安心ですよね。
続いて、治療室で待っていると、大島先生が来て患部をさっと見てこう言われました。
そして、そのまま抜糸して、その後に看護師さんが簡単なテーピングをして終了でした。
抜糸自体は少しチクんとするだけで、時間もあっという間。料金も674円でした。
渋谷駅前おおしま皮膚科で、粉瘤手術をした体験談 まとめ
最後に、渋谷駅前おおしま皮膚科で粉瘤手術をした体験談のまとめをお伝えします。
粉瘤はすぐに渋谷駅前おおしま皮膚科に行くのがいい
元々、しこりとしてあったオシリの出来物(粉瘤)が、炎症性粉瘤として腫れて激痛を発するようになり、地元の町医者へ行ってもダメで、総合病院へ行ってもダメで、結局「渋谷駅前おおしま皮膚科」に行ったらすぐに手術してもらえたので、「これなら最初から渋谷駅前おおしま皮膚科に来れば良かった」というのが正直な本音です。
私の場合は、結構大きな腫れ物になってしまったので一番高い料金となってしまいましたが、それでも総額18974円(1回目から3回目までの診療費の合計)で済んだので、これであの炎症性粉瘤の強烈な痛みからすぐ解放されると考えると費用的な負担感は大きくなかったです。
(それよりも、手術をしないであの痛みがもっと続くことの方が恐ろしいです)
そのため、今まさに炎症性粉瘤(アテローム)の激痛に悶絶している人は、すぐに「渋谷駅前おおしま皮膚科」に駆け込むことを心からオススメします。
まだ痛くなくても、おしりにシコリがあったら見てもらっておいた方が安心
また、もし今はまだ腫れ物にまではなっていないという方も、何か気になるシコリがある場合は、「渋谷駅前おおしま皮膚科」で診断してもらっておいた方がよいと思います。
もし、それが粉瘤なら、体が弱っている一番最悪のタイミング(私の場合は肺炎になった後)に細菌が入りこむなどして炎症を起こすので、予防の意味で診てもらっておくのが良いかと思います。
また、もし粉瘤でないとしても、出来物やシコリは悪性・良性含めて色々な可能性があるので、診断してもらっておくのが安心ですね。
私の場合は、激痛のする炎症性粉瘤を抱えながら色々と無駄足をしてしまったので、同じように悩み・苦しまれている方はスムーズに問題を解決できるように、この体験談が参考になれば幸いです。