混雑するGWにこどもの国(横浜)へ子連れで行ってみたレポート

こどもの国(横浜)へ、家族で行ってきました!

行ったタイミングは、ちょうどゴールデンウィークの最終日で、子供の日の翌日でした。

 

子供の日の翌日
入口では鯉のぼりが!

 

さすがに、中学生以下が入園無料となる「子供の日」に行くのは、混雑が恐ろしかったので翌日にしましたが、それでも駐車場が埋まるくらい入場者が多かったです。

ただ、こどもの国はかなりの広さがあるので、人ごみを不快に感じるようなことはなく、乗り物に乗る時も待つようなこともなかったです。

 

これらの混雑状況や、掛かったお金のこと、注意点も踏まえた上で、実際に私たち家族が園内をまわってみた結果を豊富な写真でお伝えしますので、「こどもの国へ行ってみたい!」と思っている方はチェックしてみてください。

 

 

こどもの国の注意点

毎週水曜日は定休日

それでは、まずはじめに、こどもの国の注意点からお伝えします。

 

実は今回、私たち家族は最初、ゴールデンウィークの連休なかびにあたる水曜日にこどもの国へ行ったのですが、到着してすぐ気付いたのは…

 

水曜日が休園日だった

 

ということ…(泣)

たまたま私たち夫婦は、ゴールデンウィークのはざまの平日が有給奨励日だったりして仕事が休みだったので、こどもの国へ行ってみたのですが、なんと休園日…

 

そこで、その場でスマホを使って調べてみたところ、毎週水曜日は休園日(水曜日が祝日の場合は開園)とのことで、ゴールデンウィークのど真ん中だろうがなんだろうが休園日ということでした。

そんなこんなで、その日は結局近場にある大きめの公園で遊んで帰ることにして、こどもの国へは後日改めて行くことにしました。

 

2019年の予定について電話で確認したところ、2019年の5月1日(水)は祝日となるため開園するとのことでした。

 

こどもの国の混雑状況

駐車場

そして、日を改めて、今度はゴールデンウィークの最終日に再度こどもの国へ行きました。

 

ちなみに、こどもの国は基本の営業時間が9時30分~16時30分となるので、その日は10時過ぎには到着したのですが、10時過ぎの時点ですでに正面駐車場はいっぱいで入れなかったです。

 

そこで、こどもの国の近隣には交通誘導している職員さんがたくさんいたので、その案内につれて「臨時駐車場・牧場口駐車場」の方に入りました。

この時、牧場口駐車場は全くの空きでしたが、牧場口駐車場の奥に臨時駐車場があって、私たちはそちらの奥にある臨時駐車場へ先に駐車することになりました。

 

ただ、この臨時駐車場も10時過ぎの段階でいっぱいでした。

 

こどもの国、臨時駐車場。
10時過ぎで車がいっぱいだった

 

ちなみに、10時過ぎの段階で牧場口駐車場は全部空きでしたが、14:00頃に見た時には牧場口駐車場もいっぱいになっていました。

 

14時で牧場口駐車場もいっぱい

 

そのため、ゴールデンウィークなど混む日に車で来る場合は、最低でも昼前には来ておいた方がいいかと思います。

 

こどもの国、園内の混雑状況

ちなみに、これだけ車がいっぱいであるため、園内は人ごみで混雑しているのかというと、全くそんなことはなかったです。

 

園内がかなり広大なので、園内に入ってさえしまえば悠々です。

 

道幅も広くて園内は悠々

 

また、こどもの国は、このような施設には珍しく、園内でテントを張ってのんびりできるのですが、人が多いところの木陰でもこのくらいの密度です。

 

テントを張っている人も多いが、
混雑というほどではない

 

おそらく、運営者側としては、基本的に電車(こどもの国線)で来園してほしいのだと思いますが、このようにテントやお弁当を持参することを考えると、やっぱり車で来る人が多いのかなと思います。

 

こどもの国で掛かったお金

それでは、続いて、こどもの国で私たち家族が掛かったお金をお伝えします。

まず、最終的に掛かったお金は家族3人(夫婦2人・幼児1人)で、合計4,500円でした。

 

駐車場代900円
入園料1,300円
大人2人:600円×2人、幼児1人:100円
コイン式乗り物400円(200円×2回)
ソフトクリーム700円(350円×2コ)
ケバブ(移動販売)600円
ミニSL乗車代600円(200円×3人)
合計4,500円

 

こどもの国の中では、牧場のエリアで動物とふれあうのに何かとお金が必要で、その奥にある乗り物コーナーでもお金が掛かる形となっています。

 

私たちは最低限に抑えたつもりですが、それでもこの程度は掛かりました。

 

ランチは弁当持ち込みが多い

あと、売店やレストランでもお金が掛かるのですが、園内を見ていると、テントを張って持参したお弁当を食べている人が多いような印象でした。

車で来園する途中にコンビニもあるので、コンビニでランチ用の食べ物を調達して来ている人もいる感じでした。

 

※一応、こどもの国の公式サイトを見ると、アルコール以外は持ち込み可ということです。

 

ちなみに、私たち家族は朝食をたっぷり食べてから来たので、園内での食事は移動販売車で売られていたケバブと、ソフトクリームだけで十分でした。

 

こどもの国名物のソフトクリーム
生クリーム感が強くて濃厚だった

 

なお、園内のレストランの料金を後で確認してみたら、「レストランさんかくぼうし」というところでは、オムライスが830円で洋食系が大体800円台~900円台くらい。ラーメンが500円台~600円台くらいです。

 

また、別の場所にある、立ち食いソバ屋っぽいメニューを出している「ポニー喫茶」というところも、そば・うどんのメニューが500円ですので、このような施設にありがちなボッタクリ感はあまりない印象でした。

 

私たちが、こどもの国を巡回したルート

それでは、ここからは私たち家族の、こどもの国での実際の体験談をお伝えします。

 

まず、今回、私たち家族は、マップ左下にある正面入り口ではなく、マップ右下にある牧場口の方から入園したため、太いオレンジのメイン通路を反時計回りに進みました。

 

こどもの国の園内マップ
公式サイトより引用

 

反時計回りの巡回ルート

反時計回りに巡回したルートは次の通りです。

 

  1. 臨時駐車場・牧場口駐車場
  2. 乗り物コーナー
  3. ソフトクリーム小屋
  4. 牧場エリア
  5. 水遊びエリア
  6. 中央広場
  7. ミニSL乗り場
  8. 正面入り口
  9. 臨時駐車場・牧場口駐車場へ戻る

 

牧場口駐車場を出るとすぐ乗り物コーナー

それでは、順番にお伝えしていきます。

 

まず、牧場口駐車場・臨時駐車場側から園内に入ると、すぐ乗り物コーナーです。

 

こどもの国の乗り物コーナー
お金が掛かる

 

ただ、この乗り物コーナーで罠なのは、子連れだとねだられてお金が掛かるということです。

 

上の写真にある水陸両用車など、色々な乗り物があるのですが、これらは乗り物利用券で子どもが1回100円、大人が150円掛かります。

 

下の写真にあるバッテリーカーは、トーマスシリーズの乗り物(トーマス・パーシー)、あとキティーちゃんや他にもう数種類あったと思いますが、1回200円掛かります。

 

こどもの国にあるバッテリーカー
1回200円

 

ここで、子どもがトーマスとパーシーの2回乗った後でも「もう1回乗るっ!!」と言い続けていたので、

 

パパ
先にもっと楽しいのあるよっ!

SLに乗れるよ! SL!!

 

と言ったら、鉄道オタクであるうちの子はすぐに従ってくれました。

鉄っちゃんのお子さんをお持ちのママさん・パパさんはぜひこの手をご利用ください…

 

ソフトクリームを食べて、牧場エリアへ

そして、乗り物コーナーを過ぎるとソフトクリーム小屋があります。

写真に見えるのが小さいですが、写真真ん中のとんがり帽子の建物がソフトクリーム小屋です。

 

こどもの国の牧場エリア
奥がソフトクリーム小屋

 

牧場口側から入ると、向こうのソフトクリーム小屋の方からこちらに来るイメージになります。

 

ちなみに、ここのソフトクリームは350円と、やや割高感はありますが、どうしても食べてしまう魅力がありますね。

 

なお、本来、正面玄関から入園すると、一通り回ってきて動物たちとも触れ合って、少し疲れたところでソフトクリームを食べるという流れになって最高なんでしょうが、裏の牧場口側から入園すると割といきなりソフトクリームとなってしまいます。

この点は、牧場口から入園してきた人のデメリットかと思いました。

 

牧場エリア、左が勾配のある山
右は跳ねる遊具

 

跳ねて遊べる遊具は大人気だった

 

動物とふれあえるエリア

続いて、牧場口の方からさらに進むと、動物とふれあえるエリアです。

 

こどもの国にいる牛
記念撮影したり、
乳搾り体験ができる

 

羊もたくさんいる

 

こちらの牛はエサをあげられる

 

こども動物園
ウサギなどがいる

 

こどもどうぶつえんは、小さくてかわいいウサギやモルモット、他にもクジャクやブタなど様々な動物たちがいます。

 

ポニーに乗れる牧場もあります。

 

ポニーに乗れるポニー牧場

 

ちなみに、牛にエサをあげたり、こども動物園のエリアに入ったり、ポニーに乗るためには別途料金が必要です。

 

エサ代

牛などのエサ1カップ100円

 

こども動物園入場料

こども200円
おとな250円

 

ポニー乗馬

こども400円
おとな550円
親子800円

 

今回、私たち家族は予備知識なしの初めてだったので、とりあえず今回は見て回るだけにしましたが、ポニーに乗る体験などはなかなかできないので、子どもにとってかけがえのない思い出になるだろうと思いました。

 

このような、かけがえのない体験ができるのであれば、多少お金が掛かってもプライスレスな感じがしますよね。

 

水遊びエリア

続いて、牧場エリアを抜けると、水遊びエリアがありました。

 

子どもの国の水遊びエリア
みんな涼しげ

 

遠目から見た水遊びエリア
実際はもっと広く、
小さな滝のような場所もある

 

この水遊びエリアは、小さな滝のようになっている場所があったり、もっと広いです。

 

みんな水着を用意して来ていたりして、用意がいいなぁと思いました。

水鉄砲のようなものは近くの施設で売っていて、それで遊んでいる男の子たちもいました。

 

トンネルは2か所、トイレも十分ある

そして、さらに園内を進んでいくと、トンネルがあります。

 

こどもの国の第2トンネル

 

このトンネルは、園内に2か所ありますが、大概、子どもたちは「ワーッ!」と叫びます。

 

また、園内の移動中も公園にある遊具のようなものが点在していて、園内を移動するだけでも飽きない作りになっています。

大きな滑り台などもありました。

 

随所に遊具で遊べるエリアがあって
移動してても飽きない

 

移動途中も、園内にはトイレが十分に配置されており、トイレが混雑している様子もなかったので、女性や子連れのママさんも安心ですね。

 

園内にはトイレも十分にあった

 

中央広場へ

そんな感じで、距離的には結構ありましたが、飽きずに園内を移動していると、子どもの国の中央広場に辿り着きました。

 

こどもの国の中央広場
正面入口は写真奥側

 

今回は、奥の牧場口の方から逆に来る順路となったので、中央広場の奥側から出てきました。

 

このあたりで、ケバブの移動販売車があったので、ケバブを購入して食べました。

おいしかったです。

 

ちなみに、この中央広場の周囲は、芝生のスペースが結構あるのですが、そこでテントを広げて休んでいる人がとても多かったです。

 

 

ミニSL(太陽号)乗り場へ

そして、正面入口の方に進むと、ミニSL乗り場がありました。

鉄道オタクのうちの子がきっと喜ぶだろうと思って、今回のひとつの目的としたところでした。

 

ミニSL(太陽号)乗り場

 

ミニSLは、15分間隔で乗車できるダイヤとなっており、利用料金は1人200円でした。

夫婦2人と子供1人分の料金(合計600円)を支払って、乗車しました。

 

 

ミニSLを乗っていられる距離はそんなに長くはないのですが、子供も喜んでいました。

 

ちなみに、ミニSLは当然子供が「乗りたーい!」と言うので乗るのですが、実際のところ子供はSLが走っているのを見ている方が喜んでいた感じがしました。SLが走るたびに何度も見て興奮していました。

 

走っているミニSLを見て
何度も興奮する子ども達

 

また、このミニSLが走っているところのすぐ近くには、SL型の遊具がある公園のようなスペースがあるので、ここでも鉄っちゃんのうちの子は喜んで遊んでいました。

 

SL型の遊具がある公園スペース

 

こどもの国の入口

そして、子どもがたっぷり遊んだ後は、正面入口を通って、牧場口の方に戻りました。

 

こどもの国の正面入口
橋の上から撮影

 

一周回って、駐車場に戻ってきた頃には、子供はもうベビーカーでぐっすりでした。

 

ゴールデンウィークに”こどもの国”へ行ったまとめ

以上が、私たち家族が”こどもの国”を回ったレポートとなります。

 

本来の正面入口から入るルートではなく、牧場口の方から逆順に回るルートであったため、わかりにくかったかもしれませんが、写真でおおよそのイメージは掴んで頂けたかと思います。

 

また、混雑状況としてもそれほどでもなく、お金も他のテーマパークなどに行くことと比較すると随分安く済んだと感じています。

 

何回も来たくなる魅力がある

そして、今回、私たちは初めてだったため様子見のところが多かったですが、次回はポニーに乗ってみようとか、水着を持って来て子供に水遊びさせようとか思っています。

 

他にも、今回は順路として通らなかったですが、吊り橋があったり、ボート乗り場もあったりするようなので、そのような新エリアを開拓するのもいいですね。

また、バーベキュー場や、キャンプ場もあったりして、アウトドア的な使い方もいいなぁと思っています。

 

このように、こどもの国は何回も来たくなる魅力があると感じました。

 

こどもの国は上皇陛下にゆかりのある由緒ある施設

また、こどもの国は、そもそもが1965年(昭和40年)に、現:上皇陛下(当時は皇太子さま)と美智子さまのご結婚を記念して開園したという歴史もあります。

そこで、平成の時代から新たな時代に向かう今、改めてそのような歴史的な背景にも思いを馳せつつ来園してみるというのもいいかもしれませんね。

 

 

いずれにしても、こどもの国はそれほどお金が掛かるわけでもないですし、テントを張ってのんびりもできるので、気楽に行ってみる感じで十分だと思います。

このレポートを読んで、興味をもたれたようであれば、ぜひ足を運んでみて頂ければと思います。