車のエンジンを切って、さて車を降りようとした時。
メーターのところで鍵のマークのランプが点滅していて「何これ!?大丈夫なの?」と焦った方。
結論からお伝えします。大丈夫です。
そのままの状態で、車を降りて問題なしです。
放っておいてバッテリーがあがることもありません。
また、車のシステム的に消せるものでもないので、そのままにしておいてください。
なお、このようにお伝えできるのは、私がこのランプの点滅に焦って、取扱い説明書をひっくり返したり、ディーラーに電話したりしたからです。
ただ、結果的にその鍵マークの点滅は防犯装置の一種ということで、大丈夫だということがわかったので、私と同じように焦る人がいないようにこのページでお伝えしておきます。
鍵マークのランプ点滅は防犯装置、でもなんで防犯になるの?
まず、鍵のマークが点滅して焦ったのは皆さん同じだと思いますが、色々と調べると、この鍵マークのランプ点滅が防犯機能であるということがわかります。
ただ、なぜこれが防犯になるのか疑問です。
そこで、車に詳しい人に尋ねてみたところ、わかりやすく教えてくれたので、それをはじめにお伝えしておきます。
どうやら、この鍵マークのランプ点滅はイモビライザーと言って、あくまで威嚇のためのものらしいです。
映画のように、配線をショートさせてエンジンを掛けることはできないよ!と伝えている
昔の映画で、次のようなシーンを見たことがないでしょうか。
しかし、イモビライザーが搭載されている車種の場合、なんとか窓ガラスを割って車内に侵入したとしても、鍵のマークのランプが点滅しているのを見て、
これでは、車のカギがないとエンジンをかけられないじゃないかーー!(ガビーン)
となるというストーリーらしいです…
まぁ、正直、そんなアホみたいな展開にはならないと思いますが、そのような盗難防止用の威嚇のためという意図らしいです。
鍵のランプの点滅、説明書を見てみた
ちなみに、車の説明書を見ると、その鍵のマークのランプ点滅は次のように記載されています。
ただ、こちらを読んで頂いても結構ですが、正直、内容はチンプンカンプンです。
結局、次の「イモビライザーとは」ということがわかるくらいでしょうか。
説明書に書いてあること:イモビライザーシステムとは
鍵のランプが点滅するのは、イモビライザーシステムによるもの。
イモビライザーシステムとは、リモコンキー側に登録されている暗証番号と、車側についている受信機の暗証番号が一致しないと、エンジンが始動しない仕掛けであるということ。
車のパワースイッチをつけると消えて、パワースイッチをオフにするとイモビライザーのランプが付く。
このように、イモビライザー機能の説明と、「車のパワースイッチをオフにするとランプが付く」という、今まさに直面している当たり前のことが書いてあるだけです。
私は、このイモビライザーのランプ(鍵のマークのランプ)の点滅に焦っている時にこの説明書を見て、結果的には何の役にも立ちませんでしたが、参考までにご覧ください。
鍵のランプが点灯する車種
トヨタ車:プリウス・アクア・シエンタなど
ちなみに、この説明書は、私が乗っているトヨタのシエンタという車の説明書です。
少し調べてみると、トヨタ車の場合は、シエンタの他、プリウス、アクア、ノア、パッソ、ヴォクシーなどで同じような鍵のマークのランプが点滅するようです。
スバル車もイモビライザーランプが点滅するらしい
また、他にも調べていたところ、スバル車もイモビライザー(盗難防止装置)のランプが点滅する車種があるようです。
私が調べた限りでは、レヴォーグ、フォレスター、レガシー、エクシーガで確認できました。
これらの車種に乗られている方が、私のように焦ることがないといいなと思います。
車を降りようとしたら鍵のランプが点滅して焦った件、まとめ
それでは、最後にまとめです。
ネットで少し調べてみても、今回の私のように、突然なんだかわからないランプが点滅して焦ったという人による投稿が、ヤフー知恵袋などに多数投稿されていました。
正直、このランプ(イモビライザー:盗難防止用装置)は、本来の目的である威嚇用という意味よりも、「車について詳しくない人を焦らせる」というデメリットばかりが多いように感じられるため、個人的にはそれを上回るメリットがあるのか疑問ですが、そこはトヨタ等のエライ人たちが一生懸命考えた末にコストを掛けてまで搭載している防犯機能なので、きっと効果や必要性があるのだと思います。
ただ、私のように焦る人がこれ以上増えないように、このページでお伝えしました。
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エンジンは配線をショートさせて掛ければいいだろう…